東洋医学的な診察・診断とは

 まず、東洋医学とは「東アジア諸国で実践される伝統的な医学」のことを言います。

 古代中国を起源とする伝統医学(中医学)を起源とし、

 それぞれの国の地域性、人種の気質、国民性などによって

 独自の医療体系として発展し、受け継がれてきた医学です。

<診察・治療の特徴>

①すべては繋がっている・・・という考え方がベースに

 たとえ不調が身体の一部分あっても、

 一部分と身体(心も含む)全体は繋がり、切っても切り離せない関連性を持っている

 更にその人が存在する自然環境・生活環境などの影響も大きく受け

 それらとともに変化している

 そのため、それらすべてをひっくるめて ”ひとつ” と捉える考え方

 をベースにもっています

②どんな不調も診察可能

 東洋医学(中医学)では、

 子供の不調も 大人の不調も

 整形外科的な不調も 内科的な不調も 精神的な不調も

 すべて、「気」・「血」・「津液」・「五臓六腑」・「精」・「神」

 の状態を把握することにより

 その病態を把握し、外的要因も含め不調を引き起こすメカニズムを分析します

 そのため、どんな不調であっても診察することができます

③本治を目指す

肩こりの治療をする場合、

 なぜ、肩こりを感じるのか?=肩こりが生じるメカニズム

 を中医学の理論にもとずき分析します

 そして、分析により挙げられた肩こりを引き起こす「要因」

 それを改善させるための治療を重要視して行います。

 これが、不調の本質に対する治療であり、『本治』と言います。

 よって、肩こりの治療でも、

 凝りを感じている”肩”に鍼やお灸をすることは少なく

 一見肩とは関係なさそうな”足”や”手”に

 鍼やお灸をすることがほとんどです。